道と 夏草 。
すぬかんながぐつ。
吾が母の夏草の如とうつくしく
吾が父と歩みしあれば
虚空には雨があがりて永き日の永久の患い
仰ぐれば雨があがりて
懸かるるは虹色の花振り返り田野をみれば倭が国のうつくしきこと
円やかに炊煙りは上がり民はみなほほえみて笑ふうつくしき
この国のもと棲みつきし
人々ならばなにはあれなにがあるともいさなあれゆめなわすれそ
この國の信の名は努殿の太子の付けしいさなあれ
倭の國といふ人々の和の中にこそ誠なる仕合わせ宿らん人よみな
ユメナわすれそみちはいさ いまここにあり
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古語の宴