触れた指先に
Sky
西に沈みかけた
まぁるい太陽を見あげながら
少しだけ 遠回りする 帰り道
並んで歩く彼の
その手にかすかに触れた時
胸の鼓動が高鳴った
でも
どこまで行っても繋ぐことはない
このままの距離で
想いが先に
走り出してしまわないよう
わざと話をはぐらかした
次はいつ逢える?
なんて 約束はしない
また逢いたいのって
言いたいけど でも
ずっとこのまま
友達のまま
自由詩
触れた指先に
Copyright
Sky
2007-05-10 11:09:11