モンゴルを渡る風
板谷みきょう
果てない空を自由に飛ぶ鳥たちと
空に続く草原を駆け巡る遊牧の民
あこがれ焦がれて出会いを求め
さまよういのち
闇にまたたく名も知れぬ星屑たちと
きらめくネオンに魅せられた夢惑う人たち
あれこれそれどれ気忙しく
ただよういのち
こうして歌えるのは母さんのおかげ
産まれ生きていけるのは大地のおかげ
生きている事ただそれだけを
認め合うのがいのち
嗚呼 モンゴルを渡る風よ
嗚呼 心の中へ
時に優しく
時に激しく
吹き荒れてくれ
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弾き語る歌(うた)の詩(うた)