灰と雪
あおば
2007/05/08
灰神楽の三太郎とは
私のことかも知れない
共通点は3男の戯け者か
実在の人物か分からないけど
昔、浪曲師相模太郎がよく演じてた
解説
囲炉裏の燃えさかる火に水をぶちまけると
熱い灰に浸透した水は瞬時に沸騰し近所の灰も伴って水蒸気として爆発的に噴出する
小型の水蒸気爆発する火山のように火山灰ならぬ囲炉裏の灰を部屋中にまき散らす
派手で吃驚仰天するけどさほどのことはない。
みんなに思いきり怒鳴られて掃除をさせられてぺこぺこ謝ってその程度
灰神楽は古道具屋には売ってないけど売っていれば懐かしいと思うだろう。
補足
ちゃぼ台が密かにブームとなっているとか
昨日、オート三輪を眺めるために訪れた江戸東京博物館にも各種の体験コーナーがあり
昭和初年の勤労家庭の座敷にも大きめのちゃぼ台があって一家全員の茶碗が載っていた
蹴飛ばしたら監視員に叱られて謝っても許してもらえそうもない雰囲気
何しろ博物館だから茶番は禁止だ。
灰のように冷たい雪の思い出
寒中の空からはちらほらと放射能を含まない灰のような雪が降ってきて
積もるまいと思ったがゾクゾクする寒さに慌てて家に引き籠もる
一夜開けたら一尺余積もっていて
蹴っ飛ばしても蹴っ飛ばしても少しも量が無くならない
長靴を履いても歩く毎に冷たい雪片が侵入し指先が濡れ冷えて往生する
学校では雪合戦の最中で、小石を入れるのは御法度なのだと知っているけど入れる人が居て
ぶつけられ顔に当たると怪我するのでスリルがある
小石をぶつけ合うときよりも怖いのはなぜだろうと思いながらも
思いきり堅く雪を握って
氷のように堅い雪玉を拵えて
憎くない敵を目掛けて投げつける
投げつけるときが一番危険なのだが意に介さない
雪合戦が終わってからも授業が続き放課後は雪に馴れた校庭を横切っていつものように帰宅する
自転車に乗れないので町中みんな歩いている。