すぺーす=
山中 烏流
いつのまにか
こすもは、すぺーすへと
ぐれーどあっぷ
していて
ぼうちょうをくりかえす
この、これは
どうもとめどない
らしい
これを
あい、とよぶか
かがくげんしょう、とよぶかは
ひとそれぞれ
だけども
わたしは
あい、とよびたい
そう、よびたい
(すでに、よんで、いる)
あふれてしまうことを
ぼうちょう、とよぶのなら
いま、このときにも
ぼうちょうを
くりかえして、
いつしか
すぺーすがなにかへと
しんかをとげる、ひまで
わたしは
わたしたち、は
これを
あい、と
よんで。