だけど ごめん
有扉なぎさ

だから言っただろう

僕らはこうなる運命だったんだって

初めから解っていただろう

好きになるのと性格がうまく合うのは違うって

毎日の電話も

幾度のキスも

僕にはできないんだ

好きなんだよ

僕は君が好きなんだよ

君が僕を思ってくれているのも承知だ

だけど ごめん

僕にはこれ以上のことはできない

君にさよならを告げる以外のことは


自由詩 だけど ごめん Copyright 有扉なぎさ 2007-05-03 19:02:53
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