もう一度
テルテル坊主

一度は挫折したんだ


最初はそんな気なかった


期待に胸をふくらませて
毎日に光の様に輝いて
いつまでもこんな日々が続いてくんだろう

そんなことを考えていたんだ


だけど


現実はそんな僕には重すぎたんだ


仲間とも開き続ける距離だって
あの時言われた一言だって
自分の体に起きていた事実だって


僕には重すぎたんだ


体全体で支えたって
立っていられなかった
両手じゃこぼれてしまったんだ


だから僕はそれを


いつかのあの場所に置いてきちゃったんだ


でも僕はそれが好きだったんだ
それに今の僕は違う
あの頃の僕に足りないものを
今は持ってる


だから


もう一回立ち上がってみたいんだ
今度は負けない


今度は立ち続けてやる


自由詩 もう一度 Copyright テルテル坊主 2007-04-26 20:54:52
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