親が子どもを食べる時
ぽえむ君
貧困の世界で
動物は
飢えに苦しみ
その命が危機になった時
親が何匹かの子を
食べてしまうことがあるという
それは厳しい環境の中で
家族というものを守る親の
最後に選ぶ道なのかもしれない
親が子どもを食べる時
それは家族を愛し結ぶ
悲しい行為でもある
豊かな世の中で
人間は
夢を膨らませ
その理想が可能になった時
一人だけの子でありながも
子の夢を食べてしまうことがあるという
それはプライドだらけの環境の中で
家族というものを知らない親の
最初に踏む道なのかもしれない
親が子どもを食べる時
それは家族を壊し離す
惨めな行為でもある