*茜雫*
ちと

山の端に
射しかかる

 大粒の茜雫

沈んでゆくのでしょう



想像は燃える

しゅう と
空気を震わせて

 跡形もなく茜雫

山の端に
滲み込んでゆきました


自由詩 *茜雫* Copyright ちと 2007-04-20 00:18:02
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