Re:
真田徹基

ライラックの花が枯れてしまつて
また同じ花を育てても同じ様に愛せるか不安で
水を与えずとも生きてね
お前の手など借りぬと花を凛々と咲かせてね
私は死んだ片割れの正義とかそれゆえの責任とか云ふ計り知れぬものを抱いて
神経と神経の橋を行き来する

私が脳に敵意を散らし
魂の損傷だ穢れ落ちた赤だと注意を向けてる隙に
お前は海へ向かつてね
全てに未明でありさえすれば
お前は誠実でいられるよ


自由詩 Re: Copyright 真田徹基 2007-04-19 23:38:12
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