Cloudy、、、
北大路京介

あの子の愛してた空が 雪の色に変わったとき
温もりを風に乗せて 星に"ため息"

目をつぶり歩く勇気が なかったばかりに時間は
彼女の飛ばした風船を 僕の空に運ばなかった

ホントは曇っていたんだね 笑っていたけど
気付いたときに 君は ここにいない


あの子の愛してた星が 闇の中に消えたとき
悲しみを歌に載せて 雨を"全身"で受けた

目を覚まし起きる気分じゃ なかったばかりに今夜も
星降る空を見られずに 時間は過ぎてしまった

ホントは曇っていたんだね 信じていたけど
目覚めたときに 君は ここにいない

   風の流れをよめたら 風をうまく操れたら
   黒い髪に触れずに 揺れなかったら・・・


ホントは曇っていたんだね 笑っていたけど
気付いたときに 君は ここにいない
ホントは曇っていたんだね 信じていたけど
目覚めたときに 君は ここにいない


自由詩 Cloudy、、、 Copyright 北大路京介 2007-04-15 13:03:35
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