春に過ごす
たもつ

はざくらがきれいだった
るうとのけいさんはいつも
にがてだった
すしやにかくまわれてる
ごうとうのせんたくものにも
すずしいかぜがふいた

+

ははに
るびいをかってあげた
にせものだけど
すてきね、と
ごきげんなようすで
すかいだいびんぐした

+

はかをつくっている
るいしんが
にるいべえすのそばで
すきだったはなをそなえているあいだに
ごにんのそうしゃは
すちいるをきめた

+

はつかねずみからのでんごんが
るすばんでんわにはいっていた
にえすぎた
すきやきは
ごはんがとても
すすみます、それでは

+

はるにすごす
るくせんぶるくのあきち
にほんごのじょうずな
すいすじんと
ごりらとが
すきまをふさぎながら



自由詩 春に過ごす Copyright たもつ 2007-04-14 15:14:01
notebook Home 戻る
この文書は以下の文書グループに登録されています。
アクロスティック