何かいい事ないかな
AKiHiCo
少しだけ気付くのには遅すぎた
これで已めて後悔はないと言える、
明後日はあまりにも遠くて見えない
いつの間に当然となった頃に
浮かび上がるキミの内側
ペナルティこれは僕に与えられた、
他人の笑顔が欲しくて
こんな僕にも必ず在るのだと
期待は脆く砕け散って空虚の大海
必死で掴もうとして足掻き
泣いて笑って拭った涙を再び繰り返す、
それくらいするのならば……
頭で鳴り響くのはあの日好きだった音楽
鳴り止まない喝采はやがてどうなる、
キミが僕に手を差し伸べなくなってしまう
僕に疲れたんだと言う
僕が判らないのだと嘆く
僕もキミが見えなくなっていた
僕も僕が判らない
巡る感情はどこかで何かと合流し
気付かないうちに形を変えてしまった
それを抱えつつ今日も僕は笑顔
何でもない大丈夫
仕様がないことは受け入れないと
我慢するのは僕だけで充分
キミも毀れてしまうから