言葉の咲く道で(ぽえむ君の弱音)
ぽえむ君

永遠に続くのではないかと思う
言葉の咲く道で
彼はずっと歩き続けて
ついに道の上に座り込んだ

そこから見上げる空も
言葉がたくさん見えていた
ほんの少し
ほんの少しだけ休もうか
ついに彼は弱音を吐いた
道には綺麗な言葉や美しい言葉
心を勇気づける言葉が
漫々と咲いてる
彼は目を閉じた

ほんの少し
ほんの少しだけ眠ろうか
しかし彼にはわかっていた
それが永遠に続いてしまうことを

まだ何一つとして
辿り着くところに着いていない
弱音を吐くほど
歩いてなんかいやしない

言葉の咲く道で
彼は起き上がった
そしてこれから進む道を
じっと見つめていた
そこには言葉がなかった


自由詩 言葉の咲く道で(ぽえむ君の弱音) Copyright ぽえむ君 2007-04-12 22:17:49
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