春夏秋冬
ふるる

はじまりはとても静かであたたかで目を開けた赤子は咲く花花を見ゆ
るるるると蛙の鳴き声が聴こえてきた青い田園を目を細め眺めるそふ

なんども口づけを交わす祭りの夜の恋人達蛍や花火の真上で黙るつき
つづきは今度との約束は果たされなかった祖母に渡されたのはだりあ

あたらしい実をもぎとり子供は首をかしげる僕が大人になるのはいつ
きん色に染まった木々の下で大人達が栗を焼く子供には何も教えるな

ふさぎこむ少年達は少女に想いを告げない冷たい破壊されるべきよる
ゆうべのことは覚えてないよとうそぶく年寄り達が雪に託すことのは


自由詩 春夏秋冬 Copyright ふるる 2007-04-12 09:26:11
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