僕なりの立山
ひろっち

霧なのか 、 雪のなごり なのかはシラネー
けど、

紫外線の (真っ青なソラ からの其れ、)
紫外線の (ここは、どこ)
紫外線の (ワタシハダーレ)

まとわりつくハエ、真っ青なソラ、
(こきゅう、無音、こきゅう、無音)

ウチュウ ムスウノ星
 ※(星) 、 沢山の※ 、(くうき、すっと くうき)

  ※〃 、 やま〃  宇宙 。 スペイス

(空気、空間、空気、空間、こきゅう、無音)

登る、雄山(室堂の日本最古らしい山小屋から)
が、五分で断念、 (いつかしら僕は断念)
しみる 、『お花畑』 と出来立ての轍

山小屋の一畳の僕のスペイス。
 それは8500円の高価な一畳。
  北アルプスの僕に赦された一畳。
   そんな窓際のパノラマ、(近づいてみて、)
    遠くにピンクのうろこ雲 と一番星、
     水道水の温度、 雪解けのその温度、山の、







雪が溶けて、川ができる をこの目で確認したのだ。








ケーブルカー、ただのバス、トロリーバス、ロープウェイ
(ロープウェイ、トロリーバス、ただのバス、ケーブルカー)


饒舌な駅員、わらう、高価な乗車券と。

くろよん の。

祈る。 刻まれた、たましいのために。

アーチダムは(サービス)放水 虹 とコンクリートの湾曲
無数の電源が散在する 光景、 昭和の走馬燈

こきゅう、無音、
靴ズレの痕、緊張の解けない足首。

どこよ、ココは。

サヨナラ (ケーブルカー、ただのバス、
さよなら         トロリーバス、ロープウェイ)
サラバ 、  (でも、どこよココは)

どこよココは、
どこ(ダ)よココは、

あー。 (コーケー、)

ソラだね。

でも、(アメだ、 何げねぇアメ、英語ではレイン)

レイン、
レイン、レイン、レイン、レイン、レイン、レイン、レイン、レイン、レイン、レイン、レイン、(けど、)レイン、レイン、レイン、レイン、レイン、レイン、レイン、レイン、レイン、(けど、)レイン、レイン、
(けど、)レイン、レイン、レイン、レイン、レイン、レイン、

レイン、(けど)レイン、
 雷鳥は、ここにいない。


自由詩 僕なりの立山 Copyright ひろっち 2007-04-10 00:47:39
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