いつかの私へ
優飛



目に映るものだけ追いかけて
いつの間に通り過ぎて
気付がいたら
手なんてとどかなくなってた

心とか想いとか
そんな大それたものじゃなくて
小さな気遣いとか
ささやかな優しさとか

意地張って突っぱねて
自分は独りでも生きていけるなんて

気付かないフリしてるつもりで
その実なんにも気付けてなくて
知らないからって言い訳して
いったいどれだけの人を傷つけたんだろうね


ねぇ そこの私

あなたいったい何様のつもりなの?







自由詩 いつかの私へ Copyright 優飛 2007-04-09 08:59:37
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