93、遥か彼方 【はるかかなた】
雨宮 之人

ホライゾンブルー、が
白く、霞んでいる
まだ見えない 何も
終わらないみたいなハイウェイ

アクセル踏みつけて
もうべた踏み状態で
ガムテープでがんじがらめ
神様が 俺を呼んでんだ

空と海が終わるところ
そこに詩は残せんのかなぁ
ガス欠の、このポンコツでもさぁ

崖っぷちでパーキング
世界の終わりみたいだ、ここは
谷からは、歌が、聞こえる ギターが、鳴ってる


自由詩 93、遥か彼方 【はるかかなた】 Copyright 雨宮 之人 2007-04-06 22:02:51
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