夢と僕、時と君
美月朱恋

一昔前
瞳に光を宿す僕
ドーナツの穴に飛び込む
そこで見たものは

それから
カレンダーを2回変えた頃
君に逢う
全てが君のために流れているのかと
そう思った

ドーナツの穴は
驚くほど狭く
僕の時を止めた君は
直視出来ないぐらい眩しい
その中で僕は見た

僕の心と
君の心
ゆっくりと混ざり合う
音もなく
しっかりと絡み合う


瞳には君が


自由詩 夢と僕、時と君 Copyright 美月朱恋 2007-04-05 16:12:58
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