降り出す雨に濡れ
きくり02

あてない希望を何処に探す?

ずれて 滑る貴女の心根

気付けば誰もが超回転
笑えない

後回しにされそうな貴女は
後が無く 崖淵に危ない

気がふれる程の優しさを
いつでも欲しい?

貴女、
振り出す雨に濡れてどの意味を叫んでみたいか?
ちょっと、
ありがちな笑顔だけを一番欲しがってたのか?
未熟者であり
寂しん坊でもある

「きっと、うまく全て回る」なんて
ちょっと神でも言えない




見えない誠意は 報われないまま

ナゼか 貴女は無視され過ぎ

危ない涙が止まらないなら
そのまま!

嘘泣きばかりを上達させて
寄せ付けぬバリアも甘く

いつ、誰が、何に勝てばいい?
不明 !

貴女、
涙を流したって見つめている目をバッサリと斬る
「それじゃダメ?」と悔いてみて囚われるべき人を待った
未熟者だね
意味を失う

「ぜったい、うまく全て回る」なんて
今時の神は不在




夢の叶う時する音は
ありふれた拍手だと伝え聞いた
言葉足らずの人生はユルく
悔いなくして何が人生?



さあ、
貴女、
降りり出す雨に濡れて囚われるべき人を待った
ありふれた笑顔だけが留まらすべき道具だった
未熟者だね
意味を見なさい

「ずっと、うまく全て回す」なんて
神の代わり言ってやる



貴女、
涙を流したってどんな意味で叫んでみたか?
「ダメ?」と悔いただけでありふれた笑顔がない
未熟者でもいい
寂しん坊でもいい
「きっと、うまく全てやる」って
笑顔を戻し、言ってやれ

いいね?


自由詩 降り出す雨に濡れ Copyright きくり02 2007-04-05 00:30:56
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