P.B.

君の目に落ちた月を

僕はまた欲しがってる


巨大な流れに飲み込まれ
ひたすら君に泳ぎ着きたい

息継ぎすらできずに
バカンスの深みへ 沈む 

唐突に夜を認識すると
空を見下ろす

と、

君の目に落ちた月を

僕はまた欲しがる

波音が現実さらってく


自由詩Copyright P.B. 2007-04-02 03:03:43
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