5P 「短歌2」より 〜塩田より京都へうつる時 昭和三十四年七月
むさこ
吾が植えし稲は早や穂を出しにけり
そも刈らずして行く身はかなし
豊かなる無形の情は一層に
此の地離るるは苦しきものよ
娘のもらいし記念アルバム開きみれば
笑顔並びし子等達の顔
幸せにと言葉身近に町内の
翁の言葉耳が残れる
一時も永くいたしと思ふのに時計の
針の進むが早し
短歌
5P 「短歌2」より 〜塩田より京都へうつる時 昭和三十四年七月
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むさこ
2007-04-01 17:36:45
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