僕はまっすぐに君を見ていたい
ひろっち
例えば僕は、総合陸上競技場で部活があった帰りに、途中まで一緒だったタカ坊がなかなか来ないので、さっくんと一緒に自転車を押しながら何度も何度も後ろからタカ坊が来ないかタカ坊が来ないかと振り向いているんだけれど、突然後ろからモンキー自転車で走ってきたちょっと不良っぽい女の子に「何見てんだよ、こら」と言われ、
そんなこと言われても僕らは確実にタカ坊が来ないかを何度も確認したのであってその女の子をジロジロ見たわけではないし。 だからそれが誤解だよと弁解する訳でもないけれど、その女の子がその日の夕方どういう心持、ふるまいでいたのかを何となく真剣に考えてしまう僕の青春。
いい文字がいいフレーズがないかと詩集を買ったり街へ出たり音楽聴いたりして、結局その後の文面は何らか影響を受けたコピー文なんだけど、内面の同意のもとに行われるそれであって、否定されうるべきものでもないと思う。
但し思うのは飽くまで1個人なのであてにもできない。
恋をするのが目的なのか、結婚するのが目的なのか、いい詩を書くことが目的なのか、いい小説を書くことが目的なのか、ただ満たされたいだけなのか、少しでも考えたことのある人はこの世の中に結構な人数いると思う。
でも世の中、会議のための会議が減らない現実は社会の停滞感の一因であると考える人は確実にいる。 (と思う)
最後に、
君は25歳はおばさんだと勝手に嘆いているけど、僕には宇宙一魅力的な女であって、勿論M77或いは78星雲の関係者には負けているかもしれないけどそれは度外視して君は「君のためなら死ねる」って青臭いの科白が自然に出うる存在。 だから僕はまっすぐに君を見ていたい。
目じりの皺が結構やばい のかもしれないけど、足が太い のかもしれないけどそれはそれでいいよ。 胸がない のかもしれないけど、就職してない のかもしれないけどそれはそれでいいよ。 僕はまっすぐに君を見ていたい。
僕はまっすぐに君を見ていたい。