アハウ

今 
冷たい驟雨は
晴れ上がり


雲間を裂き

法のごとき
日輪の蓮華 現れる

朝の勤行 唱題

南無妙法蓮華経
流れる 音声
流麗の時

焼香の煙り
龍神のごとく立ち昇り

この 流動の天候に 溶けていった

君よ 
この破天荒なまでの気候は
天の 諸天 善神の歓喜
ボルテージをたもった 神々の踊り

何を 心配することがあろう

天 我らと共にあり
天 地の我らを見詰め

『今』という『時』

過ぐ


自由詩Copyright アハウ 2007-03-30 09:48:08
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