てだしあしだし
猫のひたい撫でるたま子
ひとりでくるくるとまわる
真夜中のダンス
女の子はもっと踊っていい
ターンする
真っ赤なスカートの裾がせせら笑った
振り向いてもひとり
少し跳んで
またステップを踏んで
好きなだけ馬鹿にされよう
眠たくなるまで踊って
グラスを倒して足の裏が染まってゆく
眺めて
ほっておいて踊りましょう
何をしても変わらないなら、
竜巻のまん中までゆきましょう
自由詩
てだしあしだし
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猫のひたい撫でるたま子
2007-03-30 01:51:05
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