希望
はじめ

 君に逢うために生まれてきた
 夢の中では隣にいるのに
 目を覚ますと君はいない
 夢の中でしか君に逢えないのだ
 だから僕はいつも眠るのを楽しみにしている
 眠るのは一瞬だけど夢の世界は永遠だ
 夢の中でだけ君を好きだ
 いつも夢の世界でのことを想って君を好きでいる
 夢の中では君は死んでないことになっている
 僕は物凄く嬉しい
 自分の世界に閉じこもっていると思うかい?
 僕は常に前を向いて生きている
 その道の所々に君がいて思い出すだけだ
 この二回目の人生の中で
 君を再び失ってしまったけど
 君は神様だったんじゃないかと思う
 神様と一日だけのデート
 僕はそれで君に恋に落ちた
 でも君は数日後に天国へ再び帰ってしまった
 僕の想いは天国を越えて夢の中へ…
 現実では君に逢うことはできない
 でも夢の中では君に逢える確率が増えてくる
 脳で事前に仕込んだ無数の夢の中で
 君に逢うことが最近増えてきている
 僕も死んだら君の元へと行けるかな?
 それだけが僕の今の生きる希望です


自由詩 希望 Copyright はじめ 2007-03-26 05:47:53
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