こねこ
こむ

こねこが じゃれついて
わたしのてを かじっていると
どこにもやれないものを
すこしずつ
かじりとってくれて
いるようで

にんげんのように
わたしたぶんだけ
おもたくなったり
しないので

なんだか
なにも ひけめなく
すこしだけ
かろやかに なります


自由詩 こねこ Copyright こむ 2007-03-25 01:39:24
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