欠陥品の涙
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割れたグラスを眺めていると
妙に親近感が沸いてきた
なんだかこいつは俺と似ている
そんな気分になってきた
試しに割れた欠片を拾い集めても
元の形に戻るはずもなかった
大切なピースがなくなってしまったのか
組み立て方がわからないのかもわからなかった
ふとなにかがこぼれたけれど
なにがこぼれたのかもわからなかった
自由詩
欠陥品の涙
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2007-03-19 01:17:35