よっぱらいと電信柱
スプートニク

たらふくに酒を飲み
電信柱にしがみつく

「こらこら、電信柱に上っては駄目だよ」
ちがうの
電信柱の陰から 君を見てみたかったの
少女漫画のそれの様に

ゆらゆら乙女にふけっていると
ひょい
よっぱらいは小脇に抱えられ
夜の街へ消えてゆく


自由詩 よっぱらいと電信柱 Copyright スプートニク 2007-03-14 23:35:07
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