私はあなたが苦手です
weed & sky

苦手な人が多すぎる。
ちょっと前までは人に嫌われることが怖かった。
同時に人を嫌いになることも怖かった。
人を嫌いになるなんてそんな自分はいかんやろと思っていたからだ。
たぶんな。
あほちゃうか。
最近は年のせいかカウンセリングの講座のせいか亀のせいかわからんが、
前と比べれば嫌われたってどうってことない感じで、
苦手な人は明らかに苦手でどこが苦手なのかも、
いやもちろん心理学的にはどうなのかわからんが、
とりあえず自分でわかる範囲では何となくわかる。
で、ここにAという人がいていやBでもCでもいいのだが、
私はあなたが苦手です。
第一印象というのは付き合っていくうちに違ってたかなと思っても、
結局は当たっていることが多くて、
このAという人とはお互い歩み寄ったかなという気がしていたのだが、
どうやらやっぱりお互いに苦手なのだ。
根が正直な人なのだろう。
言葉の端々やちょっとしたそぶりに出ちゃってるんですよ。
私のことが苦手ですよね。
私もあなたが苦手です。
無理に仲良くしようとしてもらわなくていい。
苦手な人とは距離をおいた方がいい。
出来ることなら壁を作った方がいい。
近づいてほしくない。
ただし壁は透明なので見えにくいかもしれない。
許容範囲内なら一応おとなの対応。
しかしこの苦手さはいったいどこから来ているのだろう。
私の中にもあるのかもしらんな。
あなたのその嫌な部分。
自分の中の嫌な部分を見せつけられるようで、
それでこんなに避けたいのかもしらんな。
だとすればBもCもDも同様。
ああなんということ。
私の中に嫌な部分が多すぎる。


未詩・独白 私はあなたが苦手です Copyright weed & sky 2007-03-08 10:37:56
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