蒼月斬夜
彌月

ただ その手を 恋しがり

ただ その温もりが 欲しくて

ただ その瞳に 映りたくて

ただ その胸に 抱かれた

泡沫の時

幻の 時

それでも重なる鼓動は

嘘じゃなかった


心を

疑うなら

抱かないで

泣き散らし心が乱れた

月が蒼かった夜

私は

紅く

染まった



自由詩 蒼月斬夜 Copyright 彌月 2007-03-05 19:24:41
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