はるのかぜ
青色銀河団

ぼくの
ひげをゆらして
風がすぎていきます
おだやかなはるの
やさしい風
今日ともだちと
たくさん遊んだ
とても
たのしかった
みんな
立派なネコになれるといいね
そらはいつも
ぼくらの上に
あるけれど
一回も
おなじだったことはないんだって
そらのようになりなさいってのが
かあさんのくちぐせ

きみの耳が
ぴくんとうごいた
風のこえを
きいてるのかな



未詩・独白 はるのかぜ Copyright 青色銀河団 2007-03-02 00:29:34
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