おでこ
スプートニク

服の首もとから 手を入れられると
求められている気がした

頭の上に 重く 手をのせられると
愛されている気持ちになった

全ての行為が済んだ後
もう私は必要ないんだと思った

眠る君の手と 私の手とが繋がっていたので
君の胸におでこを押しつけた


自由詩 おでこ Copyright スプートニク 2007-03-01 19:05:11
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