(DON’T SAY)GOOD−BYE
快晴
サヨナラも言えないままに
また一つの季節が過ぎてゆく
もう何度別れただろうか
どこかで会えると信じたままに
私は一人に戻っていく
君がいくつかの年を重ねたように
私も同じだけの時間を過ごした
時間は誰にも平等ではなく
光は誰にも降り注ぐわけではない
それでも何かを求めて歩く姿を
君は暗闇のその先に
手探りで何を見付けただろうか
私も大人と呼ばれる景色の中
いつかの歌を口ずさみながら
笑顔だけは作る術を覚えた
現在は容赦なく過ぎ去っていく
君もいつか大人と呼ばれるようになり
私と同じように自分に迷い続けることに
疲れ果てながらも諦めず
明日を夢見続けていくだろう