イヴ

とりあえず色んなものを書いてきました
最初は恋愛ものが多かったかな
書きやすいってのもあるし
それなりに受けも良かったので

難しい言葉を羅列しただけのもあったな
別に大して意味なんてないんだけど
何となく格好いい気がして
文学的と言われればそれも気持ちよかった

いつまでが趣味の延長で
いつからが仕事になったのかは忘れた
自分の言葉で なんて言ったって
結局のところ誰かの顔色伺い
「それなりの報酬」ってのに目を眩まし
誰かの言葉の上辺をなぞり続けた

君を愛してる だとか
人なんてエゴの塊 だとか
明日に夢を持って だとか

そんなこと言ってた頃のほうが
よほど僕らしかったのかも知れない
今読み返したらガキの散文なんだけど
なんだか泣けてくる…

僕が書きたかったのは
お偉い教授の論文でも
中学の国語の教科書でもなく

ただの「詩」だったはずなのに










自由詩Copyright イヴ 2007-02-25 03:04:44
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