通りゃんせ ★古語の宴参加作品★
Rin.
通りゃんせ 通りゃんせ
ほそ道に咲く梅が香に
思い出づるは幼き日
祖母に引かれて踏み初めし
天神道の梅まつり
通りゃんせ 通りゃんせ
赤き兵児帯祖母が手で
結びて咲かす梅の花
びーどろ玉を目となせば
くもゐを歩く心地せし
通りゃんせ 通りゃんせ
問はばやたれのほそ道か
通りゃんせ 通りゃんせ
いく春越えてまたも春
風に散りぬは白き花
明日はわが身と返すがへすに
うちつぶやきて香を愛づる
ちひさき手をとりいさ行かむ
天神道の梅まつり
手をのべて祖母のあゆみに合はせゆく
幼き春の花の香のなか
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古語の宴