眼鏡をかけると
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眼鏡をかけると、とたんに景色は濡れた様に映る。
雨など、降ってはいないのに。

自分の気持ちなど、もう綴ることはないのだと思っていた。
ただなんとなく、幸せだったから。

今私は、幸せじゃないのかしら。問うてみたけど。
誰に問うたわけではないので、答えも自分で出さねばならぬ。


自由詩 眼鏡をかけると Copyright スプートニク 2007-02-22 20:32:15
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