春立つ
ささき

初七日の師とともに解く入試かな

初午はつうまの氏子送りて遅き昼

春一番彼の屋台も早じまい

マラソンの朝冴え返る銀座かな

鼻風邪やお得意様のありがたさ

恋人を兄さんと呼ぶ梅見かな


俳句 春立つ Copyright ささき 2007-02-22 00:11:14
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