こいぶみ ■ 古語の宴 参加作品■
Rin K
薄色の文引き結ぶ梅が枝に
あはれこよひも花の咲くらむ
花に積むはかなき雪の消えしとき
心づくしの香ぞ立ちにける
東風吹かば北野にかへる白梅の
ごとにかなしきひとよ来なむと
花とわが心にそよぐ春風の
音のかそけき夜半のころほひ
文をとく君やはむかしの君ならむ
春のにほひは変はらざりしを
短歌
こいぶみ ■ 古語の宴 参加作品■
Copyright
Rin K
2007-02-21 01:08:08
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