青の詩人



昨日と今日の境界や
夜と朝の境界は
どこにあるのだろう

ふと目を開けた瞬間
朝という今日がそこに待っている
夜という昨日を忘れてしまったかのように
本当は混ざり合っているのに

君と僕の境界はどうだろう
ほんの少しでも
重なることはあるのだろうか
あるいは
見えない壁によって
ひとつになれないように遮られているのか

僕の夜と君の朝
たとえ混ざり合えないとしても
共有できないとしても
そのふたつは強くつながっていて
何度も繰り返される

ここにいる限り
同じ空と時を創り続ける限り

2006/11/15


自由詩Copyright 青の詩人 2007-02-16 01:22:34
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