普遍の祈り




夢ならよかった

君のにおいも
君の甘く響く声も
幸せな思い出も
やわらかな肌の感触も
優しさも
誤解の後の笑顔も

いつか教えてくれたこと その全てが

夢か それとも嘘か
あるいは愛であったなら と

そう願うことのない恋の終わりが
悲しみのない 笑顔の終わりが

僕にはどうも 理解できないのです




自由詩 普遍の祈り Copyright  2007-02-13 02:01:52
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