銀河
佐藤伊織
灯りを
一つずつ
消していく
浮かびあがる
無数の光が
遠くの
素朴なものを
照らしている
みえる
と
みえない
の
間に
暗い淀みができていて
それに
ただ
足をとられていた
一つ一つ
灯りを消していけば
最後に見えるのは
無数の輝きでした
触ることも
吹き消すこともできない
無数の輝きでした
自由詩
銀河
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佐藤伊織
2007-02-12 17:25:35
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宇宙詩