詩を書くのは楽しい
はじめ

 詩を書くのは楽しい
 なんだか冒険しているみたいで
 時間も忘れて書いてしまう
 それも夜の帳が降りた後の深い時間や星々達が消えてしまう前に
 詩になる生き物達を失う前に僕は目を泳がせてキーボードを打つ
 生き物達が暗い心の中で泳いでいる
 僕は画面を凝視する すると言葉が生まれてくる
 まだ僕の言葉は足りない 少しずつ
 僕は迷っている
 ここから早く抜け出して 星座の集まる場所へと飛んでいこう
 そこでは僕は笑い
 星座に乗って下の景色を眺めるだろう
 まだ冷たい宇宙が上にはある
 流れ星によってまた新しい命が生まれ 地上にまた喜びが咲き誇るだろう
 地上の花 僕は夢を見る 眠っている間に見る夢とは違う
 僕は宇宙を一週する 光よりも速いスピードで
 宇宙の外には真っ白な世界が広がっている
 その向こうには愛が立っている
 僕の一番探していたもの
 永遠に失われることのない幸福
 僕はそこで死を迎えることだろう
 みんなに幸せを与えてやろう
 全てが幸せになるように
 永遠に幸せが続くように


自由詩 詩を書くのは楽しい Copyright はじめ 2007-02-07 06:02:27
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