朝焼けは朱く 日暮れは蒼く
彌月

朝焼けは朱く 日暮れは蒼く

染まりたる頬 我には見えず

君が心はあてなくさまよい

消え行く影に我は戸惑う

紡ぐ夢とてかりそめの幻

白き峰にかかる雪すら

死化粧の君にかなわず

呆けて見やる


月に


手を翳す


自由詩 朝焼けは朱く 日暮れは蒼く Copyright 彌月 2007-01-24 15:18:22
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