氷花 〜こおりばな〜
彌月
氷花咲いて 冷たく
紫色の唇噛んで
凍える手に息を吹きかける
冬の寒さ今は遠く遡る過去
ねむの木そっと
紫の綿毛咲かせ
触れる指先震える葉
夏の暑さ少し緩んで穏やかな午後
移り変わる季節彩る
美しい花言葉
自由詩
氷花 〜こおりばな〜
Copyright
彌月
2007-01-21 21:43:32