「real」
プテラノドン

 それを描くためには、鉛筆では華奢すぎる。
骨はどうだろう?プラトンは幼少期、
クレヨンのかわりに指を、死んだ死刑囚の
指を与えられた。彼は作品を完成させるまで
幾度となく指と会話した。わたしたちは
作品ではなく、むしろ対話の中に
登場した。


自由詩 「real」 Copyright プテラノドン 2007-01-21 02:48:55
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