Milky Silky
クリ


重力の捕われのここでは
二人が落ち着く位置を決めるのは
難しかった

ミルクの肌の君に 溶けていった
The light was dimmer
The night simmered

解(ほど)き始めるまえに 解(ほつ)れていく
壊れて行く 重ならなくなった二人
怯えていた

絹の肌理(きめ)の君が 融けて行った
I reached for your fingers.
But just your words lingered.

どこかが疼くけれど

他のどこかが 一所懸命 鎮静しようとしている

過ぎ去り 未だ来ぬ時





     Kuri, Kipple : 2007.01.13


自由詩 Milky Silky Copyright クリ 2007-01-13 02:40:39
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