近道
砧 和日

亀が永遠にいきていくのを 
最後まで世話をしたいと願う 
彼はもうすぐしんでしまう 
でも×月×日は朝早くから 
数えきれないだけのキャベツを剥いた 
いつのまにかキャベツは無くなり
気がついた時には思いがけず 
願いがかなっていたのでした


自由詩 近道 Copyright 砧 和日 2007-01-07 00:22:40
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