一般詩人-
・都会の真ん中で水の沸く音がする

・闇の海で取れるわずかな魚を口に運ぶ日々

・高周波の雨とウォータースクリーンの亡霊と

・等速度で発光体が降りしきる夜景

・変質した分度器の角度は信用に足りない
 だけれどもその不揃いな角度がぬくい

・仄かに破滅的な午前の澄み切った空気を吸い込む

・ふらりとやってきて、少しの詩を食べ、腹がふくれたら、のそのそ去ってゆく生き物












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