*回転木馬*/かおる
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- こしごえ 
- あおば 
- 恋月 ぴの 
複数と「たったひとつ」の対比が面白いです。めまぐるしく変わる情景も輪郭がはっきりしていると思います。そして「ひとつ」に思い入れというか拘りを感じます。たぶん、沢山の中で「たったひとつ」の大切なもの、大切にしたいものってことなのかな^^
それからタイトルの回転木馬は直接記されていない代わりに「ぐるぐる」「めぐるめぐる」と動きで表現していますよね、あとは走馬灯とか影灯篭ですか。このあたりも動きがあって良い感じです。

でも、下の部分はどうかなって感じます。

 じっとりと纏わりつく重厚な闇と
     ペラペラで薄っぺらの夜から

好意的な視点(何を書き手が言いたいか読み取る努力をする視点)に立てば、何とか理解してもらえると思いますが、一見すると「闇」と「夜」、同義語なのに闇は重厚で夜はぺらぺら?って感じるかも知れません。ここらへんで読むのを止めてしまう人も中にはいたのでは?「ぺらぺら…」の行は思い切って削除する決断も必要だったような気もします。仮に削除しても主題に直接影響しないと思います。

まとめ
壮大な宇宙と孤の対比。その中で自分らしさを詠いたい。詠っていく。これが、この詩の主題かなと感じました。


おまけ
一つ飛ばしてしまいました。次回は「砕け散る」を読んでみますね^^

 
作者より:
読んでいただいてありがとうございます。

腰越広茂様、ありがとうございます☆

あおば様、ありがとうございます☆

緑川ぴの様、自分と世界というか、地球という回転木馬に跨がって
緑の風を切っている感じを謳っています。
そう、たった一人しか居ない自分です。正に読み解いていただいた通りです。

私の綴る物は判じ物のような身勝手さがあったのだなと痛い指摘にギクっとしています。
闇は自然の醸し出す真っ暗で夜はここでは人工的なものなので、絶対真っ暗にならない。
リダンダントしているというか、同時に存在している。
人はその纏わりつく暗闇から逃れる為に夜を作っている気がします。
ありがとうございます☆

真山儀一郎様、ありがとうございます☆



---2007/05/03 09:43追記---

---2007/05/07 18:34追記---

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